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大衡村ふるさと美術館

記事ID:0001328 更新日:2021年1月15日更新 印刷ページ表示

ふるさと美術館バナー

大衡村ふるさと美術館について

常設展 菅野廉は,1889(明治22)年に大衡村に生まれ,山を愛し,「蔵王の画家」と呼ばれ,肖像画の名手としても知られ,1988(昭和63)年に98歳で亡くなりました。
 その画歴は,20代で才覚をあらわすと,30代には二科展で入選し,42歳にしてフランスの土を踏みます。
 サロン・ドートンヌ展に入選し,帰国してからも東京での活躍は続きます。
 53歳で従軍画家としてインドネシア方面に赴きます。55歳,大衡村に疎開中,東京大空襲によってアトリエは焼け,それまでのスケッチ,エスキース,作品のほとんどを失いました。

 菅野廉が東北の画家として活躍し始めるのはこの時期です。
 残されたインドネシアのスケッチ,パリ時代の成果,ふるさと七つ森の風景をひとつの画面に溶け合わせた「収穫の秋」を発表。この作品は,空襲で一切を焼失した菅野廉が絵筆で作り上げた,新しい故郷の姿といえるかもしれない作品となりました。

 こののち菅野廉の画風は,いくども変貌を遂げました。
歳を重ねるごとに抽象画に近いまでに省筆の進んだ明るいものになっていきます。

「具象一点張りの,一見誰にもわかる平凡な絵,良くも飽きずに描き続けたものです。」(89歳)

「自分流の色の乗せ方がわかった。これでいける。」(94歳)

1988(昭和63)年,病床で描きかけの山の空に色を置き,7月12日の誕生日まで4日だけ残し98歳で永眠しました。

企画展

大衡村ふるさと美術館では,令和3年度は7つの企画展を予定しています。
※予告なく展示内容が変更となる場合がありますのでご了承ください。

No. 企画内容 期間 概要
1

菅野廉

パステルと水彩表現

5月1日(土曜日)

~5月30日(日曜日)

常設展に加えて,パステルと水彩画をテーマに作品を展示します。
2

「構築された風景」

浅野忠信作品展

6月12日(土曜日)

~7月11日(日曜日)

美しいブルーを基調とし,現実とメルヘンがほどよく融合した懐かしくも美しい心象風景の作品を展示します。
3

峰岡順作品展

「心の中枢を描く」

7月22日(木曜日)

~8月22日(日曜日)

「自然と人との関わり」を大きなテーマとして,厚めのマチエールを施し,削り,さらに色を重ねて作り出した層が織りなす空間が広がる作品を展示します。
4

森敏美作品展

「素材の面白さ」

9月4日(土曜日)

~10月3日(日曜日)

硝子,陶片,古木,古金属などの「素材」が転化され作り出された作品は,素材の持つ多様な面白さに触れることができ,これまでとは全く違う世界を見せてくれます。
5

宮城の三人展

「銅板への思い」

10月16日(土曜日)

~11月14日(日曜日)

銅板を叩き,そこに浮かび上がる精巧であり迫力ある作品。三人の銅板作家の作品を一堂に展示します。固い金属から浮かび上がる曲線が作り出すやわらかさ,直線が生む力強さに目が離せません。
6 児童生徒絵画コンクール展

11月27日(土曜日)

~12月27日(月曜日)

富谷黒川地区の小中学校,高等学校等から作品を募集し展示します。
7 スマホ大衡百景2021

2月5日(金曜日)

~3月13日(土曜日)

スマートフォンで撮影した大衡村の風景・生活・歴史などの写真を募集し展示します。

開館時間・料金等

  • 開館時間
    4月~10月 午前10時~午後4時
    11月~3月 午前9時30分~午後3時30分
  • 入館料
    一般 200円
    高校・大学生 150円
    小・中学生   100円
    ※小学生に配付されている,どこでもパスポート利用の場合は無料)

住所等

〒981-3602
宮城県黒川郡大衡村大衡字平林39番地12

電話番号 022-345-0945